- LINEのAIアシスタントは「Agent i(エージェント アイ)」という名称に統合され、ホームタブやトーク画面からワンタップで使えるようになっている
- Agent iの表示や情報利用の同意は、設定画面からいつでもオン・オフを切り替えられる
- トークサジェスト機能はトーク履歴そのものを学習しない設計で、プライバシー管理の項目からさらに細かく制御できる
- 特別な登録や初期設定は不要で、アプリを最新バージョンにしておくだけで利用を始められる
- 仕事用と個人用でAIの使い方を分けたい場合は、トークルームごとの表示設定が便利
LINEのAI機能が「Agent i」に統合された背景
これまでLINEとYahoo! JAPANでは、それぞれ別々のAIアシスタントが提供されてきた。これらを一本化し、どちらのサービスからでも同じ使い勝手でAIに相談できるようにしたのが「Agent i」だ。LINEアプリの各タブや検索窓の近くからワンタップでアクセスできるようになっており、トーク相手に送るメッセージの提案から、調べものの相談まで幅広く対応している。
サービス統合に合わせて、企業の公式アカウント向けにも「Agent i Biz」や「LINE OA AIモード」といった名称でAI活用が広がっている。接客対応だけでなく、事業運営や分析のサポートにも使われる方向で展開が進んでいる段階だ。
Agent iの基本的な使い方
利用にあたって難しい初期設定は必要ない。LINEアプリを最新バージョンに更新しておけば、ホーム画面やトーク画面にAgent iのアイコンが自動的に表示される。
旅行の計画づくりや文章の要約、画像の簡単な加工など、文字で依頼するだけで多様な作業に対応してくれるのが特徴だ。トーク中であれば、会話の文脈を踏まえた返信文の候補を提案してくれる「トークサジェスト」の機能もあわせて利用できる。
トークサジェストでできること
トークサジェストは、やり取りの流れを読み取って返信文の候補やスタンプを提案したり、文章の口調を変換したりする機能だ。急いでいるときの一言返信や、相手に合わせた言葉選びに悩む場面で役立つ。
Agent iアイコンの表示設定を変更する方法
トーク画面に常にAgent iのアイコンが出ていると気になる、という人向けに、表示を一時的に隠す設定も用意されている。
①ホーム画面右上の「設定」をタップ
②「LINE AIサービス」(または「Agent i」)を選択
③「アイコンの表示設定」を開く
④「一時的に表示しない」にチェックを入れる
この設定にすると、30日間はアイコンが非表示になる。完全に消す設定項目は現時点では用意されていないため、長期間使わない場合は期限が来たタイミングで再度同じ操作を行う形になる。
トークルーム単位で非表示にしたい場合は、各トーク画面左下の「+」ボタンから「トークルームのAgent iの表示」をオフにする方法もある。仕事用のグループトークだけ非表示にする、といった使い分けができる。
トークサジェスト機能のオン・オフ設定
返信候補の提案機能自体を使いたくない場合は、トークサジェストの設定を個別に切り替えられる。
この機能は過去のトーク履歴そのものを学習に使わない設計になっているとされ、提案はあくまでその場のやり取りの文脈をもとに生成される。オフにしても通常のメッセージ送受信や通話機能には一切影響しない。
情報利用に関するプライバシー設定
AI機能とプライバシーの関係が気になる場合は、情報利用に関する同意の設定を見直しておくと安心だ。
これにより、トーク内容がAgent iの分析対象として使われなくなる。さらに細かく管理したい場合は、「設定」→「プライバシー管理」→「情報の提供」内にある「コミュニケーション関連情報」の項目をオフにすることで、トーク内容の提供をより厳密に制限できる。
仕事と日常でAI機能を使い分けるコツ
家族や友人とのトークではAgent iを積極的に使い、仕事関連のグループではオフにする、といった使い分けをしている人も多い。トークルームごとの表示設定とプライバシー設定を組み合わせることで、必要な場面だけAIを活用する環境を作りやすくなる。
設定項目の早見表
| 設定したいこと | 設定場所 | 効果 |
|---|---|---|
| Agent iアイコンを一時的に隠す | 設定 → Agent i → アイコンの表示設定 | 30日間非表示 |
| 特定のトークだけ非表示にする | 各トーク画面の「+」→表示設定 | そのトークルームのみ非表示 |
| トークサジェストを止める | 設定 → LINEラボ → LINE AIトークサジェスト | 返信候補の提案が出なくなる |
| トーク内容の分析利用を止める | 設定 → Agent i → 情報利用ポリシーへの同意 | 分析への利用を停止 |
| コミュニケーション関連情報の提供を止める | 設定 → プライバシー管理 → 情報の提供 | より厳密にトーク内容の提供を制限 |
ビジネス活用の広がりにも注目
個人のトークだけでなく、企業の公式アカウントでも「Agent i Biz」や「LINE OA AIモード」といった形でAI活用が進められている。接客対応の自動化に加え、事業運営や分析のサポートにもAIを取り入れる動きが広がっており、個人向け設定と企業向け活用の両方で「Agent i」という名称が共通の軸になっている点は覚えておくとよい。
まとめ
LINEのAI機能はYahoo! JAPANのAIアシスタントと統合され、「Agent i」という名称でホームタブやトーク画面から手軽に使えるようになっている。利用を始めるのに特別な登録は不要だが、アイコンの表示・トークサジェスト・情報利用の同意といった複数の設定項目が用意されているため、自分の使い方に合わせて個別に調整しておくと快適に使いこなせる。特にプライバシーが気になる場合は、情報利用ポリシーの同意や「コミュニケーション関連情報」の提供設定を見直しておくと安心だ。トークルームごとの表示切り替えも活用しながら、必要な場面だけAIを使う環境を整えていくとよいだろう。
LINE AI設定を見直すコツ|Agent iの通知と共有を整理する方法をまとめました
Agent iへの統合によってLINEのAI機能はより使いやすくなった一方、設定項目も増えている。アイコン表示・トークサジェスト・情報利用の同意という3つのポイントを押さえて、自分や家族、仕事の使い分けに合った設定を選んでおくことが、AI機能を気持ちよく使い続けるコツになる。



















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